Git コマンドとシステムコマンド

Git コマンド

git version                インストール確認

Git のバージョンを確認するコマンド。

brew install git           インストール :macOS の場合(Homebrew を使用)
git -v                    バージョンの確認

Git の詳細なバージョン情報を確認するコマンド。

cd                        最初にチェンジディレクトリー 移動して作業開始

作業するディレクトリに移動します。

git remote                リモートリポジトリの確認

設定されたリモートリポジトリを表示します。

git init                  新しい Git リポジトリを初期化

リポジトリの作成を開始します。

git init --bare           ベアリポジトリの作成(中央集権的)

作業ディレクトリなしのリポジトリを作成します。

git init --bare --share   共有リポジトリの作成

複数のユーザーがアクセスできる共有リポジトリを作成します。

git status                現在のリポジトリの状態を確認

現在のブランチやステージされたファイルの情報を表示します。

git add                   ステージングエリアにファイルを追加

変更したファイルを次のコミットに追加します。

git commit                コミットして変更を記録

変更をリポジトリに保存します。

git log                   コミット履歴の表示

過去のコミットを確認できます。

git clone                 リモートリポジトリのコピーを作成

指定した URL からリポジトリをクローンします。

git checkout              ブランチの作成や切り替え

新しいブランチを作成したり、切り替えます。

git merge         ブランチの統合       # mainブランチに移動   git checkout main
                         # featureブランチをmainにマージ  git merge feature

別のブランチを現在のブランチにマージします。

システムコマンド

pwd                       現在の作業ディレクトリを表示

現在のディレクトリのパスを表示します。

mkdir                     新しいディレクトリを作成

新しいフォルダを作成します。

touch                     新しいファイルを作成

新しいファイルを作成します。

vim                       テキストエディタ(vi)

ファイルを開いて編集します。

cat                       ファイル内容を表示

ファイルの中身をターミナルで表示します。

ls                        ディレクトリ内容のリスト表示

現在のディレクトリのファイルとフォルダを表示します。

ls -l                     詳細情報付きでリスト表示

詳細情報(パーミッション、サイズ、更新日時など)を含めて表示します。

-rw-r--r--  1 user  staff  1234 Mar 11 10:00 file.txt
drwxr-xr-x  5 user  staff   160 Mar 11 10:05 folder/                       例: ls -l  出力例:表示

説明:
-rw-r--r-- → ファイルのアクセス権 1 → ハードリンクの数 user → 所有者 staff → 所属グループ
1234 → ファイルサイズ(バイト単位) Mar 11 10:00 → 最終更新日時 file.txt → ファイル名 ls -a :

ls -a                     隠しファイルも表示

隠しファイルも含めて表示します。

.  ..  .bashrc  .git  Documents  Downloads                   例: ls -a 出力例

説明:
. → 現在のディレクトリ .. → 1つ上のディレクトリ .bashrc や .git のような . で始まる隠しファイルも表示される
ls -h            :ファイルサイズを人間が読みやすい形式(KB, MB, GB)で表示
-rw-r--r--  1 user  staff   1.2K Mar 11 10:00 file.txt
drwxr-xr-x  5 user  staff    4M Mar 11 10:05 folder/             出力例

説明:
1.2K → 1.2 キロバイト 4M → 4 メガバイト -h オプションがない場合、サイズはバイト単位で表示される (1234 など)

man            :コマンドのマニュアルを表示

例: man ls
説明:  ls コマンドの詳細な説明(オプションや使い方)を表示 終了方法: マニュアル表示中に q を押すと終了

cd ..                     親ディレクトリに戻る

1つ上の階層に戻ります。

cd ~                      ホームディレクトリに移動

ユーザーのホームディレクトリに移動します。

date                      現在の日付と時刻を表示

現在のシステム日付と時刻を表示します。

cal                       カレンダーを表示

現在の月のカレンダーを表示します。

ls コマンドは、以下のように一般的な構文で表せます

 ls  [オプション]  [ディレクトリ名]  
ls -l ~/Documents            → ~/Documents の中身を -l オプション付きで表示
ls -lh ~/Downloads            →~/Downloads 内のファイルサイズを KB/MB/GB 形式で表示

このように、ls [オプション] [ディレクトリ名] の形で使用できます!

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📌 .git フォルダの存在を確認する方法

cd /path/to/your/repository     [ディレクトリへ移動]  
ls -a                          →  .  ..  .git  README.md  main.py 出力例
ls -la .git                    →  Git の設定や履歴が表示
git rev-parse --is-inside-work-tree                   →  true

Git リポジトリの場合は true、リポジトリでない場合はエラーが出る。

📌 Create repository! (ローカルでリポジトリを作成)

1. 新しい Git リポジトリをローカルで作成

        git init
        ls -a         #確認

2. GitHub CLI でリポジトリ作成

        gh repo create <リポジトリ名> --public    
        brew install gh     # macOS   🔹 インストールされていない場合 GitHub CLI をインストール:
        gh repo list        #確認 リモートリポジトリ一覧が表示される:

3. GitHub にログイン(https://github.com/) 公式サイトで作成

        git remote add origin             #を実行してローカルと連携

🔹 新しいリポジトリを作るなら git init、GitHub に作るなら gh repo create が便利!

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📝 git remote add origin <URL> の利用例

# ローカルリポジトリを作成(または既存のプロジェクトフォルダに移動)
        mkdir my_project && cd my_project
        git init                            # Gitリポジトリを初期化

        # リモートリポジトリを登録
        git remote add origin https://github.com/user/repo.git

        # ファイルを追加・コミット
        git add .
        git commit -m "Initial commit"

        # リモートにプッシュ
        git push -u origin main

✅ ローカルに既にあるプロジェクトを GitHub にアップロードする場合に使う!

📝 git clone <URL> の利用例

        git clone https://github.com/user/repo.git
    

✅ リモートリポジトリのコピーをローカルに作成し、そのまま作業を開始できる!